冷蔵庫の処分はどうすればいい?処分にかかる費用や注意点を解説

冷蔵庫は粗大ゴミで処分できません

冷蔵庫は家電リサイクル法対象品目なので、粗大ゴミとして処分できません

家電リサイクル法対象品目は家電リサイクル法に則って適切な処分が必要です。

粗大ゴミとして出したとしても回収されないので、くれぐれも出さないように注意しましょう。

冷蔵庫の処分方法と費用

ここでは、冷蔵庫の処分方法とその費用を解説します。

これから冷蔵庫を処分しようと思っている人はぜひ参考にしてください。

購入店・販売店に引き取ってもらう

冷蔵庫を処分する最も一般的な方法は、新しく冷蔵庫を購入するお店または冷蔵庫を購入したお店に引き取ってもらうことです。

処分する際はリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。

リサイクル料金は以下の通りです。

  • 冷蔵庫(小):3,740円
  • 冷蔵庫(大):4,730円

収集運搬料金は引き取ってもらうお店によって異なります。詳しい料金を知りたい人は、お店のホームページを確認してください。

自治体指定の業者や引取所による回収してもらう

冷蔵庫は自治体指定の業者や指定取引所に直接持ち込んで回収してもらう方法もあります。

どちらの場合もリサイクル料金がかかります。リサイクル料金は以下の通りです。

  • 冷蔵庫(小):3,740円
  • 冷蔵庫(大):4,730円

自治体指定の業者に引き取りをしてもらう場合は、自分の住んでいる自治体のホームページから業者を探して回収を依頼しましょう。

自治体指定の業者に依頼する場合も、リサイクル料金に加えて収集運搬料金が必要です。収集運搬料金は依頼する業者によって異なります。

指定引取場所に持ち込む場合は、家電リサイクルセンターのホームページの「指定引取場所検索」で持ち込める場所を調べてください。

指定引取場所に持ち込む場合は収集運搬料金はかかりません。ただし、冷蔵庫が載せられる運搬用の車を用意する必要があります。

冷蔵庫を車に載せるのは一人では難しいので、できれば2人で積み込みましょう。

リサイクルショップで買取してもらう

できるだけ早く冷蔵庫を処分したい場合は、リサイクルショップで買取してもらう方法がおすすめです。

リサイクルショップは店舗に持ち込めばその日のうちに処分できます。

買取金額は少額になることが多いですが、少しでもお金に換えられるというメリットもあります。

実際の売却金額は以下の通りです。

商品名ブランドサイズ状態売却金額
280L プラズマクラスター冷蔵庫 SJ-PD28G-TSHARP665×560×1568mm未使用に近い15,000円
475L 冷凍冷蔵庫 R-XG4800GHITACHI685×649×1818mm未使用に近い18,000円
184L 冷蔵庫 AQR-18DAQUA525×576×1300mm未使用に近い6,500円
参考:おいくら?(https://oikura.jp/)

店舗に持ち込む以外にも、自宅まで来てくれる出張買取も利用する方法もあります。

買取金額は持ち込みよりも安くなりますが、直接持ち込むという手間を省けます。

「持っていくのは面倒だし大変」という人は出張買取を検討してみましょう。

フリマショップなどに出品する

まだ使える冷蔵庫を処分する場合は、フリマアプリに出品するのがおすすめです。

フリマアプリは自分で好きな値段を設定できるので、リサイクルショップよりも高く売れやすいというメリットがあります。

フリマアプリ「メルカリ」での実際の取引金額は以下の通りです。

商品名ブランドサイズ状態売却金額
138L パーソナル冷蔵庫 NR-B14BWPanasonic480×586×1119mm目立った傷や汚れなし26,000円
455L プラズマクラスター冷蔵庫 SJ-F462E-SSHARP705×650×1820mm目立った傷や汚れなし67,000円
128L 冷凍冷蔵庫 JR-NF140HHaier480×620×1157mmやや傷や汚れあり9,000円
参考:メルカリ(https://jp.mercari.com/)

ただし、フリマアプリは写真を撮ったり、商品説明欄を作成したりするなどの手間がかかります。

もしフリマアプリを一度も使ったことがない場合、上記の作業はかなり面倒に感じるかもしれません。

「面倒な作業はできるだけしたくない」という人は、他の処分方法を選びましょう。

不用品回収業者に回収してもらう

冷蔵庫以外にも処分してもらいたい不用品がある場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者は回収から処分までをすべて任せられるので、手間がかかりません。

早朝・深夜に対応している業者も多く、平日の昼間が仕事で忙しい人でも依頼できます。

回収料金は5000円~になります。

ただし、不用品の量が少ないと割高になってしまう可能性が高いです。引越しや正月の大掃除など、大量の不用品が一気に出るタイミングで回収してもらいましょう。

不用品回収業者の中には、必要な許可を持たない違法な業者も存在しています。そういった業者に依頼すると、後から高額な料金を請求されてしまうかもしれません。

不用品回収業者に依頼する際は、事前にホームページを見て古物商許可などを持っているか確認しましょう。