電子レンジの処分にお困りの方必見!処分方法や注意点を解説

電子レンジの寿命・処分するタイミングとは

電子レンジの寿命は8年~10年と言われています。

製造から8年以上経過している電子レンジは、故障したとしても修理を断られる可能性が高いです。

製造から8年以上経っている電子レンジは、動かなくなったら処分を検討しましょう。

電子レンジは小型家電リサイクル法の対象

電子レンジは小型家電リサイクル法の対象です。

小型家電リサイクル法とは、小型家電に含まれる有用な金属を再資源化するためにつくられた法律です。

例えば、荒川区では50cm以下の家電製品をリサイクルしており、回収場所に持ち込めば無料で処分できます。

ただし、基本的にどの自治体でも電子レンジは粗大ごみとして扱われます。

電子レンジの処分方法

ここでは、電子レンジの処分方法を5つ紹介します。

電子レンジを処分しようと思っている人はぜひ参考にしてください。

自治体の粗大ゴミとして処分する

最も一般的な方法は、電子レンジを自治体の粗大ゴミとして処分することです。

先述した通り、ほとんでの自治体で電子レンジは粗大ゴミとして扱われます。

粗大ゴミの基本的な処分手順は以下の通りです。

  1. 電話またはインターネットで粗大ゴミ回収の申し込みをする。
  2. スーパーやコンビニで有料粗大ゴミ処理券を購入する。
  3. 処理券を電子レンジに貼り付け、収集日に指定された場所に出す。

粗大ゴミの条件と有料粗大ゴミ処理券の料金は自治体によって異なる場合があります。

では、東京23区の実際の例を見ていきましょう。

自治体名粗大ゴミの条件処理券の値段
中央区一辺の長さが最長30cmを超えるもの400円
江戸川区一辺が30cm以上あるもの400円
北区縦、横、高さ、いずれかの寸法がおおむね30cmを超える大型のごみ400円

今回調べた自治体では、粗大ゴミの条件と処理券の料金は変わりませんでした。

東京23区で電子レンジを処分する場合は、おそらくどの自治体でもほぼ同じでしょう。

店舗による下取り・引き取りを利用する

電子レンジを新しく買い換えるつもりなら、店舗による下取り・引き取りを利用するのがおすすめです。

下取り・引き取りを行っている家電量販店は以下の通りです。

家電量販店条件処分費用
ビックカメラ店舗で電子レンジを購入する無料
ケーズデンキ店舗で電子レンジを購入する2,200円
ヤマダ電機店頭に持ち込む1,100円

リサイクルショップで買取してもらう

なるべく早く電子レンジを処分したい場合は、リサイクルショップに持ち込んで買取をしてもらう方法がおすすめです。

リサイクルショップなら持ち込んだその日に処分できます。

買取価格はそれほど高くない場合が多いですが、お金に換えられるというメリットもあります。

実際の買取例は以下の通りです。

商品名ブランドサイズ買取金額
オーブンレンジ NE-MS231Panasonic483×396×310mm5,300円
単機能レンジ JM-17F-50Haier492×382×300mm1,500円
単機能電子レンジ RE-T1-W6SHARP460×375×275mm2,000円
参考:おいくら?(https://oikura.jp/)

リサイクルショップは持ち込みだけでなく、家まで来てくれる出張買取やダンボールに詰めて家から送る宅配買取といった方法もあります。

「持ち込むのは面倒」という人は出張買取や宅配買取を利用しましょう。

ただし、持ち込みよりも買取金額は低くなる傾向があります。

フリマアプリなどで出品する

電子レンジをなるべく高く売りたい場合は、フリマアプリなどに出品するのがおすすめです。

フリマアプリは自分の好きな値段を設定できるので、リサイクルショップよりも高く売れやすいです。

フリマアプリ「メルカリ」での実際の取引例は以下の通りになります。

商品名ブランドサイズ状態売却価格
オーブンレンジ RE-S203-HSHARP470×395×300mm目立った傷や汚れなし5,000円
単機能電子レンジ KRD-18E5KOIZUMI460×275×350mm目立った傷や汚れなし5,500円
電子レンジ MM720CUKN2ニトリ440×355×258mmやや傷や汚れあり3,600円
参考:メルカリ(https://jp.mercari.com/)

ただし、フリマアプリで電子レンジ売るためには、商品の写真を撮ったり、商品の説明文を考えたりする必要があります。

フリマアプリを一度も利用したことがない場合、上記の作業はかなり面倒に感じるでしょう。

「面倒な作業はなるべくしたくない」という人は他の処分方法を検討してください。

不用品回収業者を利用する

電子レンジ以外にも処分したいものがある場合、不用品回収業者を利用するのがおすすめです。

不用品回収業者は自宅まで来て不用品を一気に回収してくれるので、大量の不用品を処分する際に便利です。

早朝や深夜に対応している業者も多いので、平日の昼間は忙しいという人でも依頼できます。回収料金は不用品回収業者によって異なります。

ただし、不用品の量が少ないと他の処分方法に比べて割高になってしまう可能性が高いです。

なので、引越しや正月の大掃除など、不用品が多い時に電子レンジも一緒に回収してもらうのが良いでしょう。

不用品回収業者の中には必要な許可を持たない違法な業者も存在します。そのような違法な業者に依頼してしまうと、後から高額な料金を請求されてしまうかもしれません。

不用品回収業者に依頼する際は、事前にホームページなどを見て必要な許可を持っているか確認しておきましょう。